NY原油市況=小幅続落、米中経済の不透明感が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/10     69.27       70.82       68.75       69.15        - 0.05
  2024/11     68.52       70.01       68.13       68.50        - 0.02
  2024/12     68.00       69.42       67.74       68.08        + 0.02
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,289,055             1,703,323    ( - 16,468)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/10     216.89    + 1.14
                            2024/11     218.46    + 0.94
         改質ガソリン       2024/10     192.58    - 3.60
                            2024/11     190.77    - 2.69
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は小幅続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限
月が0.05〜0.02ドル安。その他の限月は0.02〜0.47ドル高。
 米国や中国など、石油の消費大国の景気悪化懸念が引き続き重しとなった。住宅市場
の低迷を受けて中国経済の弱含みが続くとみられているほか、米国では利下げ開始の遅
れによる雇用環境の悪化が警戒されている。8月の米ADP雇用者数は前月比9.9万
人増まで伸びが鈍化し、米雇用統計における米非農業部門雇用者数(NFP)や失業率
などの悪化が危惧された。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスはオンライン会合を開催し、日量220万バレル
の自主減産の縮小開始を今年12月まで先送りすることを決定したが、事前に報道され
ていたため買い戻しは限定的。増産開始を遅らせても、需給バランスの悪化懸念は根強
い。
 あまり材料視されなかったが、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は
3週連続で減少した。製油所稼働率は93.3%と前週比横ばいだったものの、8月以
降は上向きで取り崩し圧力が強い。石油製品需要の4週間移動平均は日量2077万バ
レルまで増加し、7月以来の高水準を更新。
 時間外取引で10月限はしっかりと推移し、通常取引開始後は70.82ドルまで上
げ幅を拡大。ただ、上値は重くマイナス転換して引けた。一時68.75ドルまで下落
し、年初来安値をやや更新。
 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反発。EIA週報でガソリ
ン需要は引き続き底堅かったが、ガソリン相場には売りが続いた。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 −687.3万(4億1831万)
ガソリン +84.8万(2億1924万)
留出油  −37.1万(1億2272万)
(クッシング地区)
原油 −114.2万(2639万)
*()は在庫総量
今日の材料
・ロシア政府、原油収入の拡大で金準備を加速へ
・米原油在庫の市場予想は前週比100万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比740万バレル減
・ガソリン在庫は同30万バレル減
・留出油在庫は同40万バレル減
・クッシング原油在庫は同80万バレル減
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