海外市況サマリー(9日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,532.7   + 8.1  シカゴ大豆  2024/11 1,018.00  +13.00
NY銀     2024/12 2,865.1   +46.8  シカゴコーン 2024/12   407.25   +1.00
NYプラ    2024/10   946.9   +28.2  NY原油   2024/10    68.71   +1.04
NYパラ    2024/12  939.00  +40.50  ドル・円               143.11   +0.75
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は143.10円水準で推移
 NY為替市場、ドル買い戻しが優勢となり、ドル円は143円台を回復した。先週の
米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回るなど米労働市場の冷え込み
を示したものの、市場が警戒していた今月のFOMCでの大幅利下げまではないとの見
方が優勢となっている。
 今週の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の発表次第ではある
が、通常の0.25%ポイントの利下げ期待で来週のFOMCを待つことになりそう
だ。短期金融市場では次回FOMCで0.25%ポイントの確率を70%程度、0.5
0%ポイントの大幅利下げを30%程度で織り込んでいる。
 先週のドル円は141円台に下落し、8月初めにつけた年初来安値に顔合わせしてい
た。米株式市場の調整が強まったことでリスク回避の円買いが強まり、ファンド勢の売
りも観測。ただ、本日はその動きも一服しており、143円台まで買い戻された。
 ただ、先週の動きを経て上値が重くなっている印象は否めず、140円割れを試しに
行くとの見方は根強い。円高はまだ始まったばかりとの指摘も出ている。
◎NY貴金属=反発、株高や欧米の利下げ見通しで
 ニューヨーク金、銀は反発。
 金12月限は反発。時間外取引では、株高でリスク回避の動きが一服したことが支援
要因になったが、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、押し目を買われ
た。日中取引では、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見
通しを受けて買い優勢となった。
 銀12月限は株高や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、株高が支援要因になったが、金の上げ一
服に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、押し目を買われた。日中取引では、欧州中
央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金堅調を受けて買い
優勢となった。
 パラジウム12月限は株高や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。
◎LME=軒並み反発、米国株の上昇から買い戻しが先行
 アルミ3カ月物は小幅反発。2344.50ドルで小高く取引を開始したところを売
られて2326.50ドルまで値を落とす場面が見られたが、売り警戒から買い戻され
て一時は2353ドルまで浮上。その後、しばらく米景気不安を受けたアジア株安や欧
州株の頭重い足取りに上値を抑制され2340ドルを上値抵抗線にしての低迷場面が続
いたが、米株高を受けて終盤に急速に値位置を切り上げプラスサイドで取引を終えた。
 銅3カ月物は大幅反発。8971.50ドルで小安く取引を開始。その後は9000
ドルを上値抵抗にした頭重い動きが続いていたが前週末の下落の後、買い戻しが先行
し、アジアの時間帯終盤に浮上し9149ドルの高値まで上昇。その後、9050ドル
前後まで値を落とす場面も見られたが、米株高が支えとなって終盤に買い戻され、3ケ
タの上げ幅を記録して前週末の下げ幅を相殺して終了。

◎NY原油=反発、米メキシコ湾岸に「フランシーヌ」が接近
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 熱帯性暴風雨「フランシーヌ」が米メキシコ湾岸の石油生産施設が集中する地域へ向
かっていることが買い戻しの手がかりとなった。「フランシーヌ」は勢力を強めつつ、
カテゴリー1のハリケーンへ成長する見通し。現在の予報によると、米ルイジアナ州西
部に上陸するとみられている。石油大手のエクソンやシェブロン、シェルなどは米石油
生産施設から一部の従業員を退避させると発表している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油高に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆はブラジル産地の高温で急反発、コーンは小反発
 大豆は急反発。
 米農務省(USDA)がデイリー報告での大口輸出成約を発表したことに加え、ブラ
ジル産地中部で8月に続いて9月も高温乾燥となっていることでこれから本格化する大
豆、コーンの生育不良懸念が浮上したことで買い優勢で運ばれた。この日の上昇で全限
月が1000セント台に値を戻した。

 コーンは総じて反発。
 大豆の堅調な足取りに追随する買いが見られた。ただ、米農務省(USDA)月例需
給報告での生産量予測の上方修正観測や弱気な輸出検証高報告が重石となり、上げ幅は
限られた。
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