シカゴコーン市況=総じて小反発、大豆の堅調に追随高も上げ幅は限られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/09    383.75      385.25      381.00      384.25      + 0.50
  2024/12    405.50      408.00      403.25      407.25      + 1.00
  2025/03    423.75      426.75      422.00      426.00      + 1.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       253,783        284,793        1,354,140 (+  3,885)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(9月5日までの週)
 コーン:83万6413トン(前週改定値:96万6344トン)
 小 麦:58万6687トン(前週改定値:60万2690トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(9月8日までの週)
 コーン:ド ウ  :95%(前週90%、前年96%、平年94%)
     デント  :74%(前週60%、前年78%、平年73%)
     成 熟  :29%(前週19%、前年29%、平年24%)
     収 穫  : 5%(前週 —、 前年 4%、平年 3%)
     「良」以上:65%(前週65%、前年52%)
     「劣」以下:12%(前週12%、前年18%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(9月15日−9月19日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて小反発。終値の前営業日比は変わらず〜1.50セント高。中心限月
の12月限は1.00セント高の407.25セント。

 大豆の堅調な足取りに追随する買いが見られた。ただ、米農務省(USDA)月例需
給報告での生産量予測の上方修正観測や弱気な輸出検証高報告が重石となり、上げ幅は
限られた。
 12月限は405.50セントで取引を開始した後は404.50〜406.50セ
セントの限られたレンジ内での高下が続いたが、シカゴの時間帯には403.25セン
トの安値まで値を落とした。ただ、その後は大豆高に追随する買いが見られて浮上し終
盤に408セントの高値を記録。高値圏を維持したまま引けを迎えた。
 米農務省(USDA)が発表した9月5日までの週のコーン週間輸出検証高は
83万6413トンで前週改定値の96万6344トンを下回った。今年度の累計は
46万8626トンで前年同期の63万6221トンを約26%下回っている。
 USDAによると9月8日時点のドウ率は前年の96%を僅かに下回ったが、前年の
94%を上回る95%で終了に近づいた。デント率は74%で前年の78%を下回った
が、平年の73%を上回った。成熟率は29%で前年と同率、平年の24%を上回っ
た。作柄は良以上が65%、劣以下が12%で共に前週と変わらず。
・12日の米農務省米国コーン生産量見通しの事前予想は以下の通り(単位億Bu、
海外主要通信社調べ)。
       予想平均      予想レンジ      前月    前 年
24/25 151.54   149.74  151.47 153.42
              〜159.32
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは降雨のないなか気温が上昇しておりコーンと大豆の成熟にとって最
適の天候となっている。9日の中西部の最高気温は26〜32℃前後。ただコーンベル
ト東部では乾燥傾向が強まっている。
 今週は熱帯性低気圧が熱帯性暴風雨に発達し、今週半ばにはハリケーンにまで発達し
てルイジアナ州南部に達する見通しとなっている。その後、北部および北東部に向かっ
て進む見通しとなっているため、ミシシッピデルタおよびその周辺地域では鉄砲水など
が発生するリスクがある。その他の地域では今後5日間は暖かななか降雨は発生しない
だろう。
 6〜10日間予報に関しては9月14〜18日にかけて全国的に気温及び雨量は平年
並〜平年を上回る見込み。
 シカゴ小麦は小幅反発。大きく値を落とす場面も見られたものの、米農務省(USD
A)月例需給報告前の玉整理からの買い戻しや大豆の堅調が手掛かりとなって浮上し、
小確りで終了。中心限月の12月限は前日比1.50セント高の568.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 プレーンズでは降雨の発生は無く夏穀物の収穫および冬小麦の作付に適した状態が続
きそう。ただ、ここ最近の高温乾燥は土壌水分の乾燥を促しており、作付されたばかり
の冬小麦の発芽に影響を与える可能性がある。9日の最高気温はサウスダコタ州西部で
38℃に近づいているほか、モンタナ州東部でも35℃前後に達している。
 米南部ではフロリダ半島で散発的な降雨が発生。その他の地域では暖かな中、降雨は
発生しておらず夏穀物の成熟および収穫が進行。
今日の材料
・コーンベルトでは降雨のないなか気温が上昇しておりコーンと大豆の成熟にとって
 最適の天候。
・コーンベルト東部では乾燥傾向が強まる。
・9月14〜18日にかけて米国では全国的に気温及び雨量は平年並〜平年を上回る
 見込み。
・9月5日までの週のコーン週間輸出検証高は83万6413トンで前週改定値の
 96万6344トンを下回る。
・9月8日時点のドウ率は前年の96%を僅かに下回ったが、前年の94%を上回る
 95%で終了に近づく。
・デント率は74%で前年の78%を下回ったが、平年の73%を上回る。
・成熟率は29%で前年と同率、平年の24%を上回る。
・作柄は良以上が65%、劣以下が12%。
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