プラチナ午前=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、円安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが44〜104円高、プラチナミニが
33.0〜75.0円高、プラチナスポットが170円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4276枚、プラチナミニが589枚、
プラチナスポットが1159枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは株高や金堅調が支援】
 プラチナは株高や金堅調が支援要因になった。米株式に安値拾いの買いが入り、リス
ク回避の動きが一服した。また欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)
の利下げ見通しも買い要因になった。ただ買い戻し主導の上昇とみられ、8月の米消費
者物価指数(CPI)の発表が待たれる。
 プラチナ先限は4375円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=143円台半ばまで円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の944.26ドルから、ドル高を受け
て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは939.00ドル、パラジウムが949.19ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが928.00ドル、パラジウムが917.61
ドル。
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