南米パラグアイの河川水位が過去最低になったと、同国河川当局から報告されてい る。パラグアイは大豆に関しては年間680万トンと、ブラジルの1億0500万ト ン、米国の5035万トンは大きく下回るが、世界3番目の規模を有している。既に河 川の輸送停止が報告されており、パラグアイ産大豆供給に対する懸念が高まっている。 また、パラグアイと大西洋を結ぶ河川は、ブラジルのトウモロコシや大豆、コーヒー、 砂糖などの輸送ルートでもあり、南米産農産物の供給に対して広範囲にわたる影響を及 ぼす可能性がある。穀物は作付け期とあって出荷時期ではないため、時期的に混乱は抑 制されやすい。ただし、このまま十分な降水量が得られない場合には、生産に留まらず 流通にも混乱が生じる可能性には注意が必要。特にラニーニャ現象が発生すると、被害 は一気に拡大する可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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