海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,543.1   +10.4  シカゴ大豆  2024/11   997.25  -20.75
NY銀     2024/12 2,861.4   - 3.7  シカゴコーン 2024/12   404.25   -3.00
NYプラ    2024/10   944.3   - 2.6  NY原油   2024/10    65.75   -2.96
NYパラ    2024/12  956.80  +17.80  ドル・円               142.35   -0.76
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は142.30円台で推移
 NY為替市場、ドル買い戻しが続いたものの、円高の動きも強くドル円は142円台
前半に下落。上値の重い展開が続いている。本日は原油相場が急落し、WTI原油が一
時65ドル台まで下落する中、米国債利回りの下げがドル円を圧迫していた模様。この
日の中国の貿易統計で輸入が予想を大きく下回っており、原油需要の先行きへの不透明
感を高めたようだ。
 米株式市場はIT・ハイテク株は堅調に推移したものの、今年に入って堅調に推移し
ていた大手銀株が売りに押されたほか、エネルギー、産業も下落し、経済への不透明感
が出ている。そのような中、為替市場はドル高・円高の動きが見られた。
◎NY貴金属=金は米10年債の利回り低下で続伸、プラチナは小反落
 ニューヨーク金は続伸、銀は総じて小反落。
 金12月限は続伸。時間外取引では、アジア時間の終盤になり、小安く推移後、欧州
時間には小幅高に浮上。米経済統計の発表はなかったが、米10年債利回り低下に支援
され、買い優勢となった。中盤に戻り売りで上げ幅を縮小場面もあったが、堅調に推移
した。11日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い戻しの動きにも
支援されたもよう。
 銀12月限は時間外取引から買い優勢となり、欧州時間も10セント超の上げ幅を維
持。日中取引開始後も金高に支援要因も終盤は売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは続伸。
 プラチナ10月限は小反落。時間外取引では、前日の大幅高で引けた地合いを引き継
ぎ、押し目買いが優勢もようとなり、欧州時間は小幅高。日中取引では、今年のプラチ
ナの需給見通しが供給不足となるとの見方が強材料となる一方、ニューヨークダウの反
落が警戒された。ドル建て現物価格が長期波動線の200日移動平均線(946.5ド
ル)を一時、上抜いたことは下値を支えた。
 パラジウム12月限は時間外取引から続伸し、950ドル台に乗せ、950ドル台半
ばで堅調に推移。日中取引になり、一段高となった。終盤に上げ幅を縮小も堅調に引け
た。
◎LME=反落、米景気不安を背景にしたNYダウの反落から売り優勢に
 アルミ3カ月物は小幅反落。2364ドルで小高く取引を開始。アジア株高もあって
2375ドルまで値を伸ばしたが、米景気不安を背景にしたニューヨークダウの反落が
手掛かりとなって売り優勢となり、2332.50ドルの安値まで下落。安値からの戻
りは鈍く、この日の安値圏のまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は反落。9097.50ドルで小高く取引を開始。その後はアジア株高を
受けて9143.50ドルまで急速に浮上したが、早々に軟化に転じて9042.50
ドルを記録。売り警戒から買い戻されたものの9080ドルを上抜くと売り直され、米
景気不安からニューヨークダウの反落が重石となって8983ドルまで値を落とした。
安値で買い戻されたものの、軟調な足取りのまま引けを迎えた。

◎NY原油=反落、需給悪化懸念で昨年5月以来の安値を更新
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 世界的な需給バランスの悪化見通しが引き続き相場を圧迫した。米国や中国の景気悪
化や需要下振れが警戒されている。石油輸出国機構(OPEC)は月報で、今年や来年
の需要見通しを下方修正した。2024年の需要見通しは前年比で日量211万バレル
増から同203万バレル増まで引き下げられた。
 一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通し(STEO)
で2024年の世界の需要見通しは日量1億0290万バレルから同1億0310万バ
レルに上方修正された。8月の中国原油輸入量は日量1161万バレルまで増加し、近
年の高水準を維持。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から大幅反落、コーンも揃って下落
 大豆は期近から大幅反落。

 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で順調な生育が確認されたうえ、高温乾
燥による作柄への堅調な影響も見られなかったことが弱材料視された。また、米農務省
(USDA)月例需給報告での生産量予測の引き上げ観測も重石となった。前日に大き
く上昇した後でその反動も下げ幅を拡大する一因になった。

 コーンは揃って下落。
 大豆の大幅安に加え、12日発表の米農務省(USDA)月例需給での生産量予測の
上方修正観測、米産地での収穫開始が確認出来たことにより供給増加観測が強まったこ
と(ハーベストプレッシャー)が重石となった。ただ、これまでの伸びが限られていた
分、下げ幅も限定され12月限は400セント台を維持した。

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