金・銀午前=金は反落、円高・ドル安が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は反落。ドル建て現物相場が最高値圏で引き続きもみ合っているものの、円高・ド
ル安が相場を圧迫している。円相場は1ドル=141円半ばまで円買い・ドル売りが優
勢となり、1月以来の円高・ドル安水準を更新。今晩の米消費者物価指数(CPI)の
発表を控えて、対主要通貨でドル売りが持ち込まれている。
 銀は上昇。先限で1枚の約定があった。
 午前11時22分現在の前営業日比は、金標準が58〜19円安、金ミニが
62.5円安〜20円高、ゴールドスポットが187円高、銀が1.0円高。
 午前11時22分現在の出来高は、金が1万2964枚、金ミニが3437枚、ゴー
ルドスポットが1179枚、銀が1枚。
【NATOによるロシアの挑発が続く】
 ニューヨーク市場で金相場は高止まり。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に
おける利下げ開始見通しのほか、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の対立拡大リ
スクが支援要因となっている。
 米アクシオスの報道によると、米英はウクライナにロシアを西側の長距離兵器で攻撃
することを許可するもよう。11日、ブリンケン米国務長官はとラミー英外相はウクラ
イナを訪問し、会見を行う。マイケル・マコール下院外交委員長も、米国務長官はウク
ライナに長距離ミサイルであるATACMSやストームシャドウを使ってロシア深部を
攻撃することを許可すると述べており、ロシアとNATOの本格的な武力衝突が始まる
見通し。これらの長距離ミサイルは米国の衛星によって誘導される。
 金先限は1万1510円まで下落。夜間取引の安値をやや下回った。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は2517.81ドル付近でしっかり。上向きの5日移動平均
線を上回って推移している。ただ、足元でドル安に振れているが、先月更新した最高値
を試すような動きは見られず。

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