NY原油市況=反発、下値探りの反動で買い戻しが優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/10     66.28       67.97       65.63       67.31        + 1.56
  2024/11     65.73       67.14       64.99       66.60        + 1.46
  2024/12     65.28       66.53       64.49       66.08        + 1.39
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,269,087             1,795,164    ( + 16,773)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/10     209.17    + 3.37
                            2024/11     210.53    + 3.14
         改質ガソリン       2024/10     189.72    + 2.72
                            2024/11     187.54    + 3.31
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.46〜1.56ドル高。その他の限月は1.06〜1.39ドル高。
 前日にかけて下値を探り、年初来安値を更新した反動で利益確定の買い戻しが優勢と
なった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合の決定次第
では、景気を懸念する市場参加者の失望が広がるリスクがあることから神経質な売りが
続いていたものの、FOMCや日銀会合が迫っているなかで調整ムードが広がりつつあ
る。
 ハリケーン「フランシーヌ」が米ルイジアナ州に上陸する見通しで、米メキシコ湾に
おける米原油生産量が減少していることは支援要因。陸上と比較して海上油田の生産量
は限定的だが、来週以降の米週間石油在庫統計に影響が現れる公算。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は増加したが、受け渡し地
点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が減少を続けていることは買い手がかり。
取り崩しは5週連続。
 8月の米消費者物価指数(CPI)はコア・前年比が+3.2%と前月から横ばいだ
った一方、総合・前年比が+2.5%と2021年2月以来の低い伸びとなったことは
米利下げ開始見通しを後押し。ただ、来週のFOMCにおける利下げ幅は不透明。
 時間外取引で10月限は堅調に推移したが、通常取引序盤にかけて戻り待ちの売りが
強まり、65.63ドルまでマイナス転換した。ただ、マイナス圏での推移は一時的
で、買い戻しの流れが継続すると67.97ドルまで上げた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油と同様に買い戻しが優勢だっ
た。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 +83.3万(4億1914万)
ガソリン +231万(2億2155万)
留出油  +230.8万(1億2502万)
(クッシング地区)
原油 −170.4万(2469万)
*()は在庫総量
今日の材料
・リビアの中銀総裁任命を巡る協議で進展、12日に協議再開=国連仲介使節
・ガザ地区全体からのイスラエル軍の撤退を含む停戦合意に前向きに取り組んでいる=
ハマス
・今年7番目の熱帯性低気圧が発生=米国立ハリケーンセンター(NHC)
・米原油在庫の市場予想は前週比70万バレル増
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比279万バレル減
・ガソリン在庫は同51万3000バレル減
・留出油在庫は同19万1000バレル増
・クッシング原油在庫は同260万バレル減
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