−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/09 987.50 987.50 987.50 991.50 +11.75 2024/11 1,001.00 1,017.25 997.25 1,010.75 +10.25 2025/01 1,019.00 1,035.25 1,015.75 1,029.50 +10.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 251,149 156,810 826,557 (+ 2,400) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省発表の米国需給報告(9月12日発表:カッコ内は前月見通し) 2023/24年度 作付面積: 8360万エーカー ( 8360万エーカー) 単収 : 50.6Bu ( 50.6Bu) 期初在庫: 2億6400万Bu ( 2億6400万Bu) 生産 :41億6500万Bu (41億6500万Bu) 輸入 2000万Bu ( 2000万Bu) 供給合計:44億4900万Bu (44億4900万Bu) 圧砕 :22億9500万Bu (22億9000万Bu) 輸出 :17億0000万Bu (17億0000万Bu) 需要合計:41億0900万Bu (41億0400万Bu) 期末在庫: 3億4000万Bu ( 3億4500万Bu) 在庫率 : 8.3% ( 8.4%) 2024/25年度 作付面積: 8710万エーカー ( 8710万エーカー) 単収 : 53.2Bu ( 53.2Bu) 期初在庫: 3億4000万Bu ( 3億4500万Bu) 生産 :45億8600万Bu (45億8900万Bu) 輸入 1500万Bu ( 1500万Bu) 供給合計:49億4100万Bu (49億4900万Bu) 圧砕 :24億2500万Bu (24億2500万Bu) 輸出 :18億5000万Bu (18億5000万Bu) 需要合計:43億9100万Bu (43億8900万Bu) 期末在庫: 5億5000万Bu ( 5億6000万Bu) 在庫率 : 12.5% ( 12.8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(9月5日までの週) 大 豆:242万7800トン(事前予想レンジ:100万〜220万トン) 大豆粕: 27万6000トン(事前予想レンジ: 15万〜 65万トン) 大豆油: 1200トン(事前予想レンジ: 0〜 2万トン) (大豆は内147万4000トンが8月27〜31日間の成約量。また95万 3800トンは23/24年度からの繰り越し量。) *米気象庁発表の6−10日予報(9月18日−9月22日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から概ね続伸。終値の前営業日比は出来高が少ない期先の27年7月限が 0.25セント安だが、それ以外は4.00〜11.75セント高。中心限月の11月 限は10.25セント高の1010.75セント。 この日発表された米農務省(USDA)月例需給で24/25年度生産量予測が予想 外の下方修正となったことが買いを支援した。また、週間輸出成約高の強気な内容も強 気材料視された。 11月限は1001セントで取引を開始した後はじり高となって1010セント前後 に到達。USDA月例需給報告待ちのため1010セント前後でのもちあいが続いた が、月例需給報告発表直後には997.25セントの安値まで一気に軟化。ただ、月例 需給緩和での大豆需給引き締まり観測を受けて1017.25セントの高値まで浮上。 高値を離れたところも押し目買いが入り1010セント台に値を乗せて取引を終えた。 米農務省(USDA)月例需給報告で米国の23/24年度予測は圧砕用需要予測が 500万Buの引き上げとなったことを受け期末在庫率予測は前月の8.4%から 8.3%へと引き下げられた。 また24/25年度の米需給見通しは生産量予測は前月の45億8900万Buから 45億8600万Buへと予想外の下方修正。一方の需要項目は200万Bu引き上げ られたため、期末在庫率は前月の12.8%から12.5%に引き下げられた。 米農務省(USDA)が発表した9月5日までの大豆週間純輸出成約高は242万 7800トンで前週の143万0700トンを大幅に上回った。内147万4000 トンが8月27〜31日間の成約量。また95万3800トンは23/24年度からの 繰り越し量。今年度の累計純輸出成約高は1424万4400トンで、前年度同期の 1664万4900トンを約14%下回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは降雨の発生は無く、コーンと大豆の成熟および冬小麦の作付に理想 的な天気が広がっている。9月8日時点の小麦作付進捗率はインディアナ州、ミシガン 州で2%となる一方、コーンの成熟率はノースダコタ州、ウィスコンシン州、ミシガン 州で10%に達していないが、ミズーリ州は62%となっている。また、落葉率はイリ ノイ州、インディアナ州、オハイオ州で30〜35%。 今週はハリケーンフランシーヌが弱体化した後の低気圧は今後も北上するが、12日 には消滅する見通し。ただ、来週儒お順までには大西洋沿岸南部で新しい低気圧が発達 し、大雨と強風となる可能性が高まっている。一方、今後5日間、五大湖周辺地域から 北東部にかけての地域では概ね降雨は発生しないだろう。 6〜10日間予報については9月17〜21日はプレーンズより東部の多くの地域で 気温は平年並〜平年を上回るだろう。一方の雨量は全国的に平年並〜平年を上回るが、 五大湖周辺南部では平年以下〜平年並の見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズではモンタナ州では気温が低下するなか降雨が発生。この雨はすでに作 付された小麦およびこれから作付される小麦にとって恵みの雨。その他の地域では暖か な天気のなか夏穀物の成熟および収穫、冬小麦の作付けが進行。 米南部では11日にルイジアナ州にフランシーヌが上陸。フランシーヌの勢力はすぐ に弱まったが、豪雨と強風が続いている。メキシコ湾岸中部およびミシシッピデルタで は豪雨と強風が穀物に与える影響が警戒されている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随高となった。大豆粕12月限は 前日比3.20ドル高の323.20ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは降雨の発生は無く、コーンと大豆の成熟および冬小麦の作付に 理想的な天気。 ・今後5日間、五大湖周辺地域から北東部にかけての地域では概ね降雨は発生しない 見込み。 ・米23/24年度期末在庫率予測は前月の8.4%から8.1%に引き下げ。 ・24/25年度の米生産量予測は前月の45億8900万から45億8600万 Buへ引き下げ。 ・24/25年度期末在庫率予測は前月の12.8%から12.1%に下方修正。 ・9月5日までの大豆週間純輸出成約高は242万7800トンで前週の143万 0700トンを大幅に上回った。内147万4000トンが8月27〜31日間の 成約量。また95万3800トンは23/24年度からの繰り越し量。 MINKABU PRESS
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