[今日の視点]貴金属=続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は38.02ドル高
の2558.52ドル、銀が113セント高の2990セント、プラチナが21.53
ドル高の981.33ドル、パラジウムは31.20ドル高の1053.49ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=141.61/63円で、前営業日の
大引け時点から0.98円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1705円前後、銀は134.0円前後、プラチナ
は4470円前後、パラジウムは4350円前後。
【NY金はECB利下げやドル安が支援】
 金はきのうの海外市場では、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げやドル安を受けて
買い優勢となり、史上最高値を更新した。
 金は欧州中央銀行(ECB)の追加利下げやドル安が支援要因になった。ドル建て現
物相場は史上最高値2559.81ドルを付けた。ECB理事会は、インフレと経済成
長の鈍化を受けて0.25%の追加利下げを決定した。ECBはユーロ圏の経済予測
で、2024年から26年までの経済成長率予想を下方修正した。今年の域内総生産
(GDP)成長率予想は0.8%。6月時点では0.9%だった。ラガルドECB総裁
は今後の決定は会合ごとに決定し、特定の道筋に事前にコミットしないと述べた。一
方、8月の米生産者物価指数(PPI)は前年比1.7%上昇と、前月の2.1%から
伸びは鈍化した。米新規失業保険申請件数は、前週比2000件増の23万件と、市場
予想と一致した。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では25ベーシスポイント
(bp)利下げが決定されるとみられている。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安や金急伸が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金急伸が支援要因になった。欧州中央銀行(ECB)理事会で追
加利下げを決定したものの、ラガルドECB総裁は今後の決定は会合ごとに決定し、特
定の道筋に事前にコミットしないと述べた。米経済指標はまちまちの内容となったが、
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では25ベーシスポイント(bp)利下げが
決定されるとみられている。
<今日の予定>
・ユーロ圏鉱工業生産 2024年7月(EUROSTAT)
・米輸出入物価指数 2024年8月(労働省)
・米消費者信頼感指数 2024年9月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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