海外市況サマリー(13日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,610.7   +30.1  シカゴ大豆  2024/11 1,006.25   -4.50
NY銀     2024/12 3,107.4  + 96.7  シカゴコーン 2024/12   413.25   +7.25
NYプラ    2024/10 1,006.8  + 24.6  NY原油   2024/10    68.65   -0.32
NYパラ    2024/12 1,071.00 +22.20  ドル・円               140.90   -0.93
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は140,90円台で推移
 NY為替市場でドル円は一時140円前半まで下落した。市場は来週のFOMCに注
目しているが、0.25%ポイントの利下げが有力視されているものの、ここに来て
0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も再浮上している。
 一部報道でFOMC委員が利下げ幅を決めかねているといった報道や、ダドリー前N
Y連銀総裁がフォーラムで「大幅利下げに強い論拠があると考えている。自分なら何を
求めるか分かる」との発言も思惑を高めているようだ。
 短期金融市場では45%の確率で大幅利下げを織り込んでおり、前日の28%から急
上昇している。ただ、直近の米雇用統計やインフレ指標からは、あくまで景気減速の範
囲で景気後退のシナリは正当化されておらず、来週の大幅利下げは必要ないといった意
見も多い。
 オプション市場では来週の円高を警戒したポジションが拡大。来週はFOMCに続き
日銀決定会合も予定されている。据え置きが確実視されているものの、植田総裁が追加
利上げの意向をこれまで以上に強めるようであれば、円高が強まる可能性も警戒されて
いるようだ。一部のストラテジストからは、ドル円は年末までに135円に達するとの
見方が出ている。短期金融市場では年内の日銀の利上げの可能性を30%程度しか織り
込んでおらず、その分、日銀が利上げに前向きな姿勢を強めれば、円高に傾き易いとい
う。
◎NY貴金属=軒並み続伸、ドル安で金が連日の最高値更新
 ニューヨーク金、銀は大幅続伸。
 金12月限は大幅続伸。時間外取引では、前日、一代高値を更新、中心限月として史
上最高値更新した勢いを引き継ぎ、続伸し、欧州時間の中盤に10ドル超の上げ幅を維
持した。日中取引では、序盤から上げ幅を拡大した。9月のミシガン大学消費者信頼感
指数(速報値)が事前予想より強い数字となったことでいったん上げ幅を縮小。しかし
米10年債利回り低下、ドル安から買い意欲が強く、再上昇となった。米国株が続伸
し、投資家心理が強気となったことも追い風となり、利食い売りを吸収し、大幅高を維
持して引けた。この日も全限月が一代高値を更新し、中心限月ベースの史上最高値を更
新した。
 銀12月限は大幅続伸。時間外取引から20セントを超える上昇で推移。日中取引に
入り一段高となり、値を飛ばし、3100セント超えとなった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、ドル安や金続伸から買い優勢となり、
990ドル台に乗せた。1000ドルが抵抗線ながら、8ドル超の上げ幅を維持して推
移。日中取引では、金、銀の上値追いにつれ高もようとなり、1000ドル超えとなっ
た、ドル安、米国株の続伸からリスクオンの動きとなり、1000ドル台を維持して引
けた。
 パラジウム12月限は時間外取引の終盤、小反落。しかし日中取引に入り、他の貴金
属の上伸から地合いを引き締め、1080ドル台まで上伸となった。利食い売りで高値
を離れたが、堅調に引けた。
◎LME=アルミ・銅は続伸、米利下げ着手観測とドル売りを受け
 アルミ3カ月物は続伸。前日終値と同値の2415.50ドルで取引を開始した後、
アジア株、欧州株の小高い足取りにもかかわらず2435ドルを上値抵抗線として意識
する足取りが続いた。しかし、米国の時間帯を迎えると米利下げ着手観測に加えドル売
りの動きが広がったことで急速に値位置を切り上げ、終盤に2487ドルの高値に到
達。終了時点では値位置を落としながらも、この日の高値に近い水準を維持したまま引
けを迎えた。
 銅3カ月物は続伸。9233ドルで続伸して寄り付いた。アジア株の小高い足取りを
受けて9200ドル台後半まで値を伸ばしたが欧州の時間帯に軟化に転じ、一時は
9195.50ドルの安値まで値を沈めた。ただ、17、18日に開催の米連邦公開市
場委員会(FOMC)を控えるなか利下げ着手観測が支配的となったことに加え、ドル
安が進行したことで引けにかけて上値探りの足取りに転じた。引け間際に8月30日以
来の高水準となる9327ドルまで浮上。上げ幅を縮小したが、9300ドル台は維持
して取引を終えた。

◎NY原油=小反落、一時70ドル乗せも利食い売りで上げ幅を削る
 ニューヨーク原油の期近は小反落。
 ニューヨーク原油は小幅安。時間外取引は前日までの戻り高値更新の勢いを引き継
ぎ、買い優勢で推移。日中取引開始後もその勢いを引き継いだ。9月のミシガン大消費
者信頼感指数の速報値が事前予想を上回り、米景気後退の不安が和らいだことが支援材
料となった。期近10月限が70ドルの節目を突破したが、中盤から短期トレーダーら
の利食い売りで上げ幅を削り、小幅安となった。ヒーティングオイルが軟調に推移も利
食い売り要因になったもよう。
 改質ガソリンは期近10月限が小幅高も2番限以降が小幅安。ヒーティングオイルは
軟調。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は週末前の玉整理から反落、コーンは続伸
 大豆は総じて反落。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことや、ドル売り傾向が手掛かりとなっ
て9月6日以来の水準まで値を伸ばす場面が見られたが、週末を控えていることで玉整
理のための転売が見られたため値を落とした。

 コーンは続伸。
 欧州の降雨過剰や米プレーンズ南部の乾燥懸念を受けた小麦の大幅高が買いを支援し
た。また、18日に米公開市場委員会(FOMC)の開催を控えるなかドル売りの動き
が強まり輸出増加期待が高まったことも強気材料視された。

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