前週は売買が交錯する不安定な地合になった。12日に米農務省(USDA)需給報 告が発表されたが、積極的な売買は見送られている。良好な輸出環境もあって安値修正 のニーズがみられる一方、ファンドの売りポジション解消が進んでいたことで大きく値 上がりするような動きまではみられず、決定打を欠いた。収穫作業が始まっていること はネガティブ、南米の乾燥懸念はポジティブも、あまり材料視されなかった。 今週は持高調整が中心の展開になりやすい。USDA需給報告の発表を終えたが、売 買テーマが定まりづらい。ファンド持高調整が進行していることで急伸する必要性は乏 しくなっているが、逆に大きく売り込んでいくようなテーマも欠いている。良好な輸出 環境が重視されると一段高、ハーベスト・プレッシャーが重視されると戻り売り優勢の 地合になるが、まだ収穫作業が本格化するまでは時間が必要。徐々に上値が重くなって いく見通しだが、高値ボックス気味の展開になろう。大きく上昇する展開があるとすれ ば、南米の天候リスク織り込みになる見通し。 予想レンジは、トウモロコシが395〜420セント、大豆が980〜1040セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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