前週はじり高の展開になった。売買が交錯する不安定な地合になったが、上海ゴム相 場が改めて年初来高値を更新したことで、JPXゴム相場も買い優勢の展開になった。産 地では豪雨など天候不順が続いており、供給不安を背景に投機筋の物色意欲が強くなっ ている。上海取引所在庫は増加傾向が続いているが、上海ゴム相場は乱高下を繰り返し ながら上値を切り上げる展開になった。為替は円高に振れたが、JPXゴム相場も 350円水準を下値に360円台まで値位置を切り上げている。 今週も高値圏での取引が続こう。上海ゴム相場がまだ高値更新サイクルにあり、1万 7000元台から一段高を打診すると、370円に迫る可能性がある。投機色が強いた めに、9月月初と同様に突然に急反落する可能性も抱えているが、まだ上値切り上げリ スクを解消できていない。ただし、実際の需給がタイト化している訳ではなく、中国経 済減速に対する警戒感も強い。天井価格を形成していくプロセスにおける高値波乱の局 面になろう。 予想レンジは345〜375円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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