前週は一時70ドル台を回復する堅調地合になった。需要不安を背景に65.27ドルま で下落したが、その後はハリケーンの供給不安を織り込む形で急反発した。メキシコ湾 で発生したハリケーンは原油生産にも影響を及ぼしており、売りポジションの整理が促 された。ただし、13日には操業再開の動きも報告され、週末を前に上値を圧迫される 展開になった。石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)は世界石 油需要見通しを引き下げたが、ハリケーンへの対応が優先された。 今週は戻りを売られる展開になろう。ハリケーンに絡んだ安値修正で売られ過ぎ感が 緩和され、戻り売りを仕掛けやすい地合になっている。今週は中国絡みの目立ったイベ ントは予定されていないが、前週にOPECとIEAが世界石油需要見通しを引き下げ たこともあり、戻り売りを仕掛けやすい環境にある。米連邦公開市場委員会(FOM C)と前後しての株価やドル相場の動向に注意が必要だが、需要不安の軟調地合が続く 見通し。 予想レンジは65.00〜70.50ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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