シカゴコーン市況=軒並み小幅反落、小麦の大幅安や弱気な輸出などで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/12    413.00      413.00      408.50      410.75      - 2.50
   2025/03    430.50      430.50      426.25      429.25      - 1.75
   2025/05    441.00      441.25      437.00      440.25      - 1.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       226,331        326,092        1,404,042 (+ 23,176)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(9月12日までの週)
 コーン:52万1118トン(前週改定値:83万9298トン)
 小 麦:55万6901トン(前週改定値:62万0802トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(9月15日までの週)
 コーン:デント  :85%(前週74%、前年88%、平年84%)
     成 熟  :45%(前週29%、前年48%、平年38%)
     収 穫  : 9%(前週 5%、前年 8%、平年 6%)
     「良」以上:65%(前週64%、前年51%)
     「劣」以下:12%(前週12%、前年20%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(9月22日−9月26日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは軒並み小幅反落。終値の前営業日比は2.50〜0.50セント安。中心限
月の12月限は2.50セント安の410.75セント。

 熱帯性低気圧の影響でこれまで乾燥が懸念されていた米産地南部での降雨を受けて小
麦が大きく値を落としたことが重石となった。また、米農務省(USDA)発表の週間
輸出検証高の弱気な結果や、米産地での収穫進行見通しも売りを呼ぶ要因になった。た
だ、終値ベースでは410セント台を維持しており、底堅さも窺わせる足取りとなって
いる。
 12月限は413セントで取引を開始したが、これがこの日の高値となった。その後
は取引を終えるまで408.50〜413セントの限られたレンジ内での高下に終始。
2度、安値を付ける場面が見られたが、前週末に米農務省(USDA)月例需給報告が
発表されたこともあって目先の材料出尽くし感も強く取引時間全体を通して方向性に乏
しい足取りに終始した。
 米農務省(USDA)が発表した9月12日までの週のコーン週間輸出検証高は
52万1118トンで前週改定値の83万9298トンを下回った。今年度の累計は
99万2629トンで前年同期の131万2544トンを約24%下回っている。
 USDAによると9月15日時点のデント率は85%で前年の88%を下回った
が、平年の84%を上回った。成熟率は45%で前年の48%を下回ったが平年の
38%を上回った。収穫率は9%で前年の8%、平年の6%を共に上回った。
 作柄は良以上が65%で前週より1%上昇、劣以下が12%で前週と変わらず。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは暖かななか降雨の発生はなくコーンと大豆の成熟および冬小麦の作
付けに適した天気が広がっている。コーンベルト南部および東部ではコーンの収穫が進
行中。16日の中西部の最高気温は概ね30〜32℃。
 大西洋沿岸に上陸した低気圧は勢力は弱まったものの、依然として鉄砲水が発生する
リスクがある。コーンベルトの多くの地域では今後5日間は降雨は発生しないだろう。
週半ばから週後半にかけて中西部北部で散発的な降雨が発生する見込み。また、プレー
ンズでは所々で降雨が見込まれ、モンタナ州では週半ばにまとまった雨量を伴う降雨が
発生するもよう。
 6〜10日間予報に関しては9月21〜25日にかけて米国ほぼ全土で気温は平年並
〜平年を上回るだろう。一方の雨量も多くの地域で平年並〜平年を上回るが、コーンベ
ルト東部からニューイングランド州にかけての地域では平年以下〜平年並にとどまると
予想される。
 シカゴ小麦は大幅反落。乾燥が懸念されていた米産地南部では熱帯性低気圧の影響で
降雨が発生しているほか、今後も熱帯性低気圧の接近に伴い降雨が続くと予想されてい
ることで乾燥懸念が緩和するなか売り優勢で運ばれた。中心限月の12月限は前日比
16.25セント安の578.50セントで終了。この日の下落で前週末の大幅高時に
記録した上げ幅を相殺した。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 プレーンズではダコタ州南部からカンザス州にかけての地域では散発的な降雨が発生
するだろう。その他の地域では暖かななか降雨は発生せず、夏穀物の成熟および収穫が
進展する見込みとなっている。多くの地域で冬小麦の作付けが始まっているが、土壌水
分は広い範囲で不足が警戒される状況にある。モンタナ州南東部以南での16日の最高
気温は32℃に達している。
 米南部では不安定で雨がちな天気がアーカンソー州北東部からフロリダ州西部にかけ
ての地域で広がっている。一方、熱帯性低気圧がカロライナ州に接近しており、カロラ
イナ州沿岸部ではすでに風が強まっているほかまとまった雨量を伴う降雨が発生してい
る。
今日の材料
・コーンベルトでは暖かななか降雨の発生はなくコーンと大豆の成熟および冬小麦の
 作付けに適した天気が広がる。
・コーンベルト南部および東部ではコーンの収穫が進行中。
・コーンベルトの多くの地域では今後5日間は降雨は発生しない見込み。
・9月12日までの週のコーン週間輸出検証高は52万1118トンで前週改定値の
 83万9298トンを下回る。
・9月15日時点のデント率は85%で前年の88%を下回ったが、平年の84%を
 上回る。
・デント率は74%で前年の78%を下回ったが、平年の73%を上回る。
・成熟率は45%で前年の48%を下回ったが平年の38%を上回る。
・収穫率は9%で前年の8%、平年の6%を共に上回
・作柄は良以上が65%で前週から1%上昇、劣以下が前週と同率の12%。
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