トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く基調は弱いが、下げ一服感が浮上し ている。ただし、ファンドのショートカバーの動きは徐々に息切れし始めており、当面 の戻り高値を確認しつつある。輸出が良好なことはポジティブだが、米国では収穫作業 が始まっており、ハーベスト・プレッシャーに焦点がシフトすると値下がり局面に移行 する。上昇リスクとしては、堅調な輸出環境の他に、南米の作付け環境に注目したい。 上値抵抗は420〜425セント、400セント割れ再開のリスクがやや高まり始めて いる。 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。今後はハーベスト・プレッシャーの消化 も求められるため、本格上昇は難しい。ここにきて大豆の収穫環境が重視され始めた以 上、徐々に上げ一服が意識されよう。輸出環境は引き続き良好だが、上値を攻めきれな くなり始めている。上値抵抗は1,050セントとなり、ハーベスト・プレッシャーを メインテーマにしていくと900セント台の取引に回帰していく見通し。改めて値を崩 す必要性までは乏しいが、先高感が乏しくなっている。南米の天候リスクには要注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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