●短期見通し穀物、収穫期で徐々に上値重くなる=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く基調は弱いが、下げ一服感が浮上し
ている。ただし、ファンドのショートカバーの動きは徐々に息切れし始めており、当面
の戻り高値を確認しつつある。輸出が良好なことはポジティブだが、米国では収穫作業
が始まっており、ハーベスト・プレッシャーに焦点がシフトすると値下がり局面に移行
する。上昇リスクとしては、堅調な輸出環境の他に、南米の作付け環境に注目したい。
上値抵抗は420〜425セント、400セント割れ再開のリスクがやや高まり始めて
いる。
 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。今後はハーベスト・プレッシャーの消化
も求められるため、本格上昇は難しい。ここにきて大豆の収穫環境が重視され始めた以
上、徐々に上げ一服が意識されよう。輸出環境は引き続き良好だが、上値を攻めきれな
くなり始めている。上値抵抗は1,050セントとなり、ハーベスト・プレッシャーを
メインテーマにしていくと900セント台の取引に回帰していく見通し。改めて値を崩
す必要性までは乏しいが、先高感が乏しくなっている。南米の天候リスクには要注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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