米連邦公開市場委員会(FOMC)は0.50%の利下げを決定した。金融緩和を開 始するタイミングで大幅利下げが決定されるのは異例。インフレとの戦いが一巡し、米 連邦準備制度理事会(FRB)は弱含む米雇用環境に対する配慮を強めたが、そこまで 雇用環境が悪化しているのか不明である。インフレ再燃リスクを軽視しているようにも 見える。ドットプロットからすると、年内あと2回残されているFOMCでもそれぞれ 0.25%の利下げが決まる可能性が高いが、ハト派な方向へ舵を切りすぎているよう に見える。来年は計1.00%の利下げが見通されている。 8月の英消費者物価指数(CPI)は総合・前年比が+2.2%と、前回から横ばい だった。コア・前年比は+3.6%まで加速した。出荷のコア生産者物価指数(PP I)の上振れが示すように、インフレが再燃する兆候がある。インフレとの戦いはまだ 続きそうだ。 MINKABU PRESS
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