[今日の視点]貴金属=金が続伸、円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀は
ニューヨーク安を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが
ニューヨーク安を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は8.01ドル安の
2559.52ドル、銀が37セント安の3013セント、プラチナが7.88ドル安
の971.87ドル、パラジウムは52.86ドル安の1053.98ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=142.31/33円で、前営業日の
大引け時点から0.67円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1755円前後、銀は139.0円前後、プラチナ
は4430円前後、パラジウムは5000円前後。
【NY金は米大幅利下げで史上最高値も上げ一服】
 金はきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを決定
したことを受けて史上最高値を更新したが、利食い売りが出て上げ一服となった。
 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを決定したことを受けて史上最
高値を更新したが、利食い売りが出て上げ一服となった。米FOMCでフェデラルファ
ンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き下げた。年内にさらに0.50
%ポイントの追加利下げを実施する見通しも示した。米FOMC声明は「インフレ率が
持続的に2%に向かっているとの確信を強めており、雇用とインフレ率の目標達成に対
するリスクがほぼ均衡していると判断する」とした。
 レバノン治安筋などによると、首都ベイルート近郊や各地でイスラム教シーア派組織
ヒズボラ戦闘員が使用していた無線機が一斉爆発した。レバノン保健省は、14人が死
亡し、450人以上が負傷したと発表した。治安筋によると、ヒズボラはこの日爆発し
た無線機を5カ月前に購入。17日に爆発したポケットベルの購入とほぼ同時期とい
う。
 銀はきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に急伸したが、ド
ル安一服や金反落を受けて戻りを売られた。
【NYプラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高を受けて売り優勢となった。米連邦公開市
場委員会(FOMC)後に押し目を買われたが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。8月の米住宅着工件数が予想以上に増加し
た。米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げが決定されたことを受けてドル安
に振れたが、株高が一服すると、プラチナの戻りは売られた。ただ今後の利下げ見通し
も示しており、手じまい売り一巡後の押し目は買われそうだ。
<今日の予定>
・金融政策決定会合(日本銀行、20日まで)
・ユーロ圏国際収支 2024年7月(ECB)
・英中銀政策金利公表(BOE)
・米経常収支 2024年4-6月期(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2024年9月(フィラデルフィア連銀)
・米中古住宅販売統計 2024年8月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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