トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く基調は弱いが、ファンドの売りが鈍 化し、下げ一服感が浮上している。ただし、ファンドのショートカバーの動きは徐々に 息切れし始めており、当面の戻り高値を確認しつつある。気迷いムードが強く、しばら くは方向性を欠きやすい。目先、ハーベスト・プレッシャーの織り込みで若干の下振れ リスクが想定されるが、南米の乾燥懸念で大きく値を崩すことはないだろう。現行の安 値ボックス気味の展開を想定したい。 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。今後はハーベスト・プレッシャーの消化 も求められるため、本格上昇は難しい。輸出環境は引き続き良好な状態にあるが、上値 を攻めきれなくなり始めている。上値抵抗は1,050セントとなる。一方で、作付け が始まった南米では乾燥懸念が強い。米国の収穫開始で売り込んでも、南米の天候リス ク解消が進まないのであれば下落余地は限定されよう。強弱材料交錯の中、現行価格水 準での持高調整を続けよう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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