[今日の視点]貴金属=続伸、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇や円安を受け
て買い優勢となろう。とプラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高や円
安を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は4.37ドル高の
2659.01ドル、銀が13セント高の3185セント、プラチナが9.65ドル高
の991.96ドル、パラジウムは1.24ドル安の1040.30ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.69/71円で、前営業日の
大引け時点から1.20円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万2405円前後、銀は148.9円前後、プラチナ
は4600円前後、パラジウムは4900円前後。
【NY金は予想以上の米新築住宅販売で上げ一服】
 金はきのうの海外市場では押し目を買われたが、予想以上の米新築住宅販売で上げ一
服となった。
 金は予想以上の米新築住宅販売で上げ一服となった。8月の米新築一戸建て住宅販売
戸数は年率換算で前月比4.7%減の71万6000戸となった。ただ市場予想の70
万戸を上回ったことでドル高に振れた。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通
しに変わりがないことが下支え要因である。CMEのフェドウォッチで、11月の50
ベーシスポイント(bp)利下げの確率は59.2%(前日58.2%)となってい
る。
 イスラエル軍のハレビ参謀総長は、イラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラ
のインフラを破壊し、地上作戦に備えるため、レバノンでの空爆を継続すると部隊に伝
えた。一方、米国はパレスチナ地区ガザとレバノンで起きている紛争両方の終結に向
け、新たな外交努力を主導している。新たな取り組みはイスラエル軍とガザおよびレバ
ノンの戦闘双方をカバーする単一の構想で、ニューヨークで開催されている国連総会の
合間に詳細が協議されているという。ガザとレバノンの情勢を結び付けた単一の取り組
みは今回が初めて。
 銀はきのうの海外市場では押し目を買われたが、予想以上の米新築住宅販売で上げ一
服となった。
【NYプラチナは中国の景気刺激策などが支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、中国の景気刺激策などが支援要因になったが、予
想以上の米新築住宅販売で上げ一服となった。
 プラチナは中国の景気刺激策などが支援要因になった。中国人民銀行が中期貸出ファ
シリティー(MLF)の金利を引き下げた。ただ上海株の上昇は一服した。景気回復に
懐疑的な見方が残っている。一方、8月の米新築一戸建て住宅販売戸数が予想以上とな
ったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりがないことが下支え要因
である。
<今日の予定>
・金融政策決定会合議事要旨公表 7月30-31日分(日本銀行)
・政策金利公表(スイス国立銀行)
・米国内総生産 2024年4-6月期確報値(商務省)
・米耐久財受注 2024年8月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2024年8月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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