NY原油市況=続落、英FTなどの増産開始報道が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/11     69.89       70.01       66.95       67.67        - 2.02
  2024/12     69.30       69.47       66.49       67.19        - 1.94
  2025/01     68.91       69.14       66.23       66.89        - 1.88
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,136,570             1,757,685    ( - 15,509)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/10     213.61    - 2.41
                            2024/11     215.29    - 2.40
         改質ガソリン       2024/10     196.13    - 3.86
                            2024/11     193.48    - 3.94
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
2.02〜1.94ドル安。その他の限月は1.88〜1.02ドル安。
 サウジアラビアが非公式な目標である1バレル=100ドルを放棄し、市場シェアを
重視して増産を開始すると英フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えたことが重しと
なった。安値が続くとしても、石油輸出国機構(OPEC)プラスは12月から予定通
り自主減産を縮小し、増産を開始することをサウジは確信しているとも英FTは報道し
た。12月以降の自主減産の縮小実施についてはロイター通信も関係筋の発言を伝えて
いる。12月に日量18万バレルのOPECプラスの増産が始まるとしても、これまで
の過剰生産の埋め合わせとして一部の産油国が減産することから、全体的な増産幅は限
られるという。
 一方、サウジやOPECプラスに具体的な価格目標はなく、OPECプラスのいずれ
のメンバーも市場シェア追求のために生産規律を放棄するつもりはないとOPECプラ
スの関係筋の発言が調査会社アーガスから伝わった。OPECプラスが増産計画を開始
するか、再度延期するか決定するまで数週間の猶予があり、最終的には11月の第1週
に決まるとも報道されている。現時点で全体的な決定を下すためのファンダメンタルズ
に関する情報は揃っていないという。
 米国やフランスなどは、イスラエルとイスラム組織ヒズボラに21日間の即時停戦を
要求したものの、イスラエルは拒否した。イスラエルのスモトリッチ財務相は、ヒズボ
ラ壊滅を主張している。一方、イスラエルは米国から87億ドルの追加軍事支援を確保
したと発表した。停戦を求めつつも、米国は支援を継続している。
 時間外取引で11月限は急落。買い戻しが入る場面はあったが上値は重く、通常取引
開始にかけては66.95ドルまで一段安となった。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。
今日の材料
・カテゴリー3のハリケーン「ヘレン」が米フロリダ州に接近
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