貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高や円安を受けて買い優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高や円安を受けて 堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は14.18ドル高 の2672.50ドル、銀が20セント高の3201セント、プラチナが7.85ドル 高の1010.56ドル、パラジウムは7.26ドル安の1046.30ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.91/93円で、前営業日の 大引け時点から0.19円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万2490円前後、銀は149.9円前後、プラチナ は4700円前後、パラジウムは4900円前後。 【NY金は好調な米経済指標も押し目を買われる】 金はきのうの海外市場では好調な米経済指標が圧迫要因になったが、押し目は買われ た。 金は好調な米経済指標が圧迫要因になったが、押し目は買われた。米新規失業保険申 請件数は、前週比4000件減の21万8000件と、5月中旬以来、4カ月ぶりの低 水準となった。市場予想の22万5000件に反して減少した。第2四半期の米実質国 内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.0%増と、予想通りに改定値からの 変更はなかった。8月の米耐久財受注統計によると、設備投資の先行指標となる航空機 を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.2%増加した。市場予想は横ばいだっ た。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりがないことが下支え要因 になった。CMEのフェドウォッチで、11月の50ベーシスポイント(bp)利下げ の確率は51.1%(前日57.4%)となっている。 イスラエルのネタニヤフ首相はレバノンのヒズボラ拠点に対する攻撃を無期限に継続 する意向を示し、米国とその同盟国による停戦確保への取り組みを拒否した。 銀はきのうの海外市場では、金堅調を受けて押し目を買われた。 【NYプラチナは中国の景気刺激策などが支援】 プラチナはきのうの海外市場では、中国の景気刺激策などが支援要因になった。 プラチナは中国の景気刺激策などが支援要因になった。中国共産党は、習近平国家主 席が政治局会議を開き、今後の経済政策運営について議論した。またイエレン米財務長 官は、労働市場と物価を巡る経済指標で、米経済はソフトランディング(軟着陸)への 軌道に乗っていることが示されていると述べた。 <今日の予定> ・中国工業利益 2024年8月(国家統計局) ・独雇用統計 2024年9月(連邦雇用庁) ・米個人所得・支出 2024年8月(商務省) ・米卸売在庫 2024年8月速報値(商務省) ・米消費者信頼感指数 2024年9月確報値(ミシガン大) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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