ゴム午前=期近高・期中安、上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、期近高・期中安。寄り付きでは、上海夜間高を背景に買いが優勢
となった。その後も、しっかりとした展開となっている。ただ、中盤に入ると、日中取
引の上海ゴムが地合いを緩めていることから、期中限月はマイナスサイドに転じてい
る。TSR20は、出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比1.5円安〜6.9円高。活発限月
の2月限は同1.2円安の389.4円、期先25年9月限は同変わらずの393.0
円、推定総出来高は528枚(前日夜間取引含む)。

【2月限の400円台は目先天井か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、高寄り後、期中限月が軟化している。活発限月
の2月限は、397.2円まで一時上昇し、24日の高値400.2円に迫ったが、上
海ゴムの軟化などから、388円台まで水準を引き下げている。
 24日以降、上ヒゲがやや長い日足が目立っている。いまのゴム相場に400円台を
買い上げる材料は見当たらない。目先、調整の可能性もありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は3月限のみ約定し、前営業日比3.0セント高。
TSR20は方向性に欠ける展開となっており、前営業日比2.0セント安〜0.2セ
ント高で推移している。

 上海ゴムは、午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日比
20元高の1万8500元で推移している。

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