NY原油市況=大幅続伸、抵抗の枢軸が正式な軍事同盟となる可能性

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/11     74.40       77.40       73.62       77.14        + 2.76
  2024/12     73.76       76.70       73.01       76.47        + 2.79
  2025/01     73.18       76.07       72.49       75.88        + 2.78
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,232,470             1,735,717    ( - 27,977)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/11     239.62    + 8.35
                            2024/12     240.66    + 8.10
         改質ガソリン       2024/11     215.38    + 5.80
                            2024/12     213.03    + 6.17
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は大幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
2.76〜2.79ドル高。その他の限月は1.96〜2.78ドル高。
 イランとイスラエルの対立激化によって、中東地域からの石油供給が下振れするリス
クがあることが相場をさらに押し上げた。イラン議会が、シリア、イエメン、ヒズボ
ラ、ハマス、イラクのイスラム抵抗組織など、その他の派閥も含む「抵抗の枢軸」の同
盟組織との正式な軍事同盟を結成するための法案を起草していると伝わっており、反シ
オニズム、反米の対抗組織が発足する可能性があることも買い手がかりとなった。イラ
ンのタスニム通信が伝えた。この法案では統合軍事作戦室が創設され、軍事インフラが
共有されることになるほか、米国やイスラエルによって同盟が攻撃された場合、軍事・
人道支援で対応することになるようだ。
 イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が始まり1年が経過したものの、パレスチナ
人の虐殺が続いている。イスラエルがパレスチナ自治区ガザへ侵攻し、ガザ地区の大部
分は瓦礫の山や更地に変わったが、ハマスはイスラエルへロケット攻撃を続けている。
最近では停戦協議についてほとんど報道されていない。

 メキシコ湾で大型ハリケーン「ミルトン」が発生し、現在の予報によると米フロリダ
州へ向かうが、米メキシコ湾岸の石油関連施設への影響はあまりない見通し。ただ、現
在の「ミルトン」はカテゴリー5のスケール上最大規模のハリケーンで、米フロリダ州
の経済的な被害の拡大が警戒されている。上陸時にはカテゴリー3まで勢力が弱まる見
通し。
 時間外取引から11月限は堅調。通常取引開始を控えて上げ幅を縮小する場面はあっ
たが、買い戻しが継続すると77.40ドルまで上値を伸ばした。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・英国、イスラエル駐在の大使館や領事館のスタッフ・その家族に即時退避を命令
・ナイジェリアは自国通貨で原油を販売へ=報道
・イラン、核政策の変更を検討=報道
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