●短期見通しゴム、天候リスクの織り込み続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 産地天候不順がゴム相場を押し上げている。東南アジアでは豪雨が続いているが、ま
だ天候安定の兆しは乏しく、急伸リスクを抱えている。急ピッチな上昇が続いているた
め、調整売りでも容易に10円、20円と下げる可能性を有しているが、産地気象環境
改善まではピークアウトは先送りされる。上海ゴムが連休明け後の8日の取引でどのよ
うな動きを見せるかがリスク要因になる。中国景気対策の動き、原油相場の急反発、円
安傾向などはあまり材料視されていない。産地天候が改善すると、急反落する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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