ゴム午前=下落、上海ゴムの上値の重さを嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、下落。寄り付きでは、夜間取引の強地合いを継続し、水準を引き
上げる限月が目立った。だが、中盤に入ると、今日から取引が再開された上海ゴムが、
高寄りの値を削り、一時マイナスサイドに沈んだことから売りが先行し、期近を中心に
大きく水準を引き下げている。TSR20は、出来ず。

 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比15.0〜5.0円安。活発限月の
3月限は同6.4円安の397.2円、期先25年9月限は同7.1円安の394.9
円、推定総出来高は1257枚(前日夜間取引含む)。

【3月限は反落】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、期近中心に下落している。活発限月の3月限
は、寄り付き直後に419.7円まで上昇し、一代の高値を更新した。だが、今日から
取引再開となった上海ゴムが、高寄り後に地合いを緩めたことや、シンガポール安を異
嫌気して、392.8円まで一時急落した。その後、戻りしているが、400円台の回
復には至っていない。
 上海ゴムが一段と地合いを緩めると、3月限は4日以降、支持となっている390円
割れを試す可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は急落しており、同9.8〜
4.8セント安で推移している。

 上海ゴムは高寄り後、上げ幅を縮小し、午前11時03分現在、指標限月の2025
年1月限は、前営業日比285元高の1万9420元で推移している。。

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