[今日の視点]貴金属=総じて下落、NY安を受けた現物相場の軟化から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金はニューヨーク大幅安を受けたドル建
て現物相場が2620ドル台前半まで軟化から売り優勢で寄り付きか。期先は95〜
110円程度の下落で取引開始とみる。銀はニューヨーク大幅続落を受け、夜間取引安
で期中2本と先限が売り優勢となった流れを引き継ぐと予想。プラチナはニューヨーク
大幅続落を背景にドル建て現物相場が950ドル台後半に下落から売り優勢で推移とな
り、期先は30〜45円程度の下落で取引を開始か。
 パラジウムは出来ず。
 午前8時7分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は22.64ドル安の
2622.69ドル、銀が76セント安の3069セント、プラチナが5.75ドル安
の958.55ドル、パラジウムは19.74ドル高の1023.30ドル。
 8時7分現在のドル・円相場は1ドル=148.25/27円で、前営業日の大引け
時点から0.25円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万2520円前後、銀は145.0円前後、プラチナ
は4558円前後、パラジウムは4800円前後。
【NY金は手じまい売り優勢もよう、現物価格は2600ドル接近で押し目買い】
 金はきのうの海外市場では、リスク回避の動きが強く、利食い売りを含めた手じまい
売りが優勢もよう。ドル建て現物相場はニューヨーク時間の午前中に2605ドルまで
軟化。2600ドル接近で押し目買い喚起が感じられる動きではあった。

 銀はきのうの海外市場では、大幅安。割高感は否めず、買い方の投げ売りが増えたよ
うな動きとなった。現物価格が3011セントで買い拾われ、3050セント台まで戻
した。大幅続落ながら、安値を買い拾う動きは感じられた。
【NYプラチナは商品安から軟調】
 プラチナはきのうの海外市場では、金、銀の他、銅、原油などの商品安の下落に巻き
込まれ、軟調に推移。ドル建て現物相場は951ドル台で買い拾われ、950ドル割れ
はなく、下値堅く推移。米金利の0.50%引き下げ観測の後退が売り材料ながら金の
2600ドル、銀の3000セントとともにドル建て現物相場が節目を維持したことは
強気材料として評価できる。パラジウム現物相場がニューヨークの引け後に上昇し、
1020ドル台まで反発。プラチナ現物価格がパラジウム高につれ高となり、960ド
ル台を回復できるかに注目。
 昨日、香港株式市場でハンセン指数が9%を超える急落となったが、今日、大幅続落
となると、プラチナ市場にも少なからず、悪影響があるとみられ、中国株の動きととも
に注意したい。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】10:00 政策金利公表(NZ準備銀行)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 貿易収支 2024年8月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】23:00 卸売在庫 2024年8月確報値(商務省)
【経済】10/10 03:00 FOMC議事録公表 9月17-18日(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
MINKABU PRESS 森 成俊

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