ゴム午前=総じて堅調、上海ゴムが一時プラスサイドに浮上

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。寄り付きでは、上海夜間安には反応が鈍く、小口の
買いから地合いを引き締める限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一
時プラスサイドに浮上したことを受けて、買いが優勢となった。TSR20は、出来
ず。

 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比3.9円安〜5.6円高。活発限月
の3月限は同5.1円高の400.7円、期先25年9月限は同3.9円安の391.
0円、推定総出来高は703枚(前日夜間取引含む)。

【ハンセン指数は小幅安】
 前日の取引で暴落した香港ハンセン指数は、0.4%の下落となっている。寄り付き
では、買いが優勢となったものの、買い一巡後は地合いを緩めている。前日は9.4
1%の暴落となった反動から、今日の序盤は修正高が見込まれる。中盤以降に地合いを
緩めるようだと、上海ゴムにとっても弱材料となる。なお、上海総合株価指数は、4%
超の下落となっている。
 中国株式市場は、先月30日発表された中国の景気刺激策を好感し、買いが先行し
た。だが、8日、国家発展改革委員会(発改委)当局は、経済の成長支援は表明したも
のの、追加の大規模な景気刺激策を示さなかったことから、市場では失望りが出た。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、前営業日比
3.1〜3.8セント高で推移している。

 上海ゴムはまちまち。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営
業日比10元安の1万9210元で推移している。

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