中東情勢が不安化しており、しばらくは緊張状態が維持される。イスラエルとヒズボ ラの戦闘激化に加えて、イスラエルがイラン石油関連施設を攻撃するリスクが警戒され ている。まだ突発的な上昇リスクを残す。80ドル水準を試す可能性も想定はしておき たい。一方で、仮にイランが攻撃を受けても石油輸出国機構(OPEC)の増産余力は 大きく、深刻な需給ひっ迫状態に陥る可能性は低い。このため上昇局面では早めに売り 圧力が強まりやすい。地政学リスクの織り込みが一服すると、70ドル割れの価格水準 に回帰する見通し。短期上昇の有無の目線に留まる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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