●論点解説原油、地政学リスクの火種は残されるも=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 原油相場は続落している。中東情勢は依然として不安定であり、先行きの見通しは立
たない。ゴールドマン・サックスは、イラン産原油供給に混乱が生じると10〜20ド
ル程度上昇するリスクがあると指摘しているが、イスラエルがイラン石油施設を攻撃す
るリスクも残されている。ただし、1週間以上にわたる緊張状態の中で現実の原油供給
障害は発生しておらず、地政学リスク主導の上昇再開を警戒しつつも、新規で売買を仕
掛けるテーマとしては陳腐化しつつある。
 一方、米原油在庫は前週比581万バレル増であり、2週連続で増加した。製油所稼
働率は87.6%から86.7%まで低下しており、需要端境期で製油所メンテナンス
が本格化し、それが原油需給の緩和を促す季節トレンドに沿った動きは確認できる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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