ゴム午前=続落、上海ゴムの大幅安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、続落。寄り付きでは、上海夜間が大幅安となったことを嫌気し
て、大きく水準を引き下げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一
段安となったことから、下げ幅を拡大させる限月が目立っている。TSR20は、出来
ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比10.8〜7.1円安。活発限月の
3月限は同7.9円安の389.6円、期先25年9月限は出来ず、推定総出来高は6
14枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは1万8000元割れ】
 今日午前の上海ゴムは大幅安となっている。中心限月の1月限は、前日の取引で一時
1万8045元まで下落したものの、1万8000元割れは回避され、1万8615元
に戻して引けていた。だが、今日の取引では、再び売り込まれると、1万8000元を
割り込み、1万7880元まで下落した。
 1万8000元を割り込んだことで、テクニカル的には9月23日の安値1万731
0元を目指した下げになりそうだ。同水準も下抜くと、節目の1万7000元を試すこ
とになる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、前営業
日比0.9〜3.0セント高で推移している。

 上海ゴムは大幅安。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営
業日比680元安の1万7935元で推移している。

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