11日のニューヨーク原油先物相場は、前日比0.29ドル安の75.56ドル。期 近安・期先高と小幅まちまちになった。中東情勢は依然として不安定だが、週末を前に 利食い売りが先行した。先行き不透明は強いが、現実の供給障害は発生していないこと もあり、調整売りが優勢になった。ただし、イスラエルがイラン石油施設を攻撃するリ スクは排除されておらず、期先限月は小幅続伸するなど、全体的に方向性が定まらなか った。 14日のニューヨーク原油先物相場は、前日比1.73ドル安の73.83ドル。石 油輸出国機構(OPEC)月報で、2024年と25年の世界石油需要見通しが前月に 続いて引き下げられたことが嫌気されている。また、中国政府の財政出動の詳細が依然 として発表されていないこともネガティブ。中東情勢は依然として不安定な状態にあ り、イスラエルがイラン石油施設に対する攻撃に踏み切る可能性もあるが、週末には目 立った動きはみられなかった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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