原油相場は急落した。米ワシントン・ポスト紙によると、イスラエルはイランの石 油・核施設に対する報復攻撃を見送り、軍事施設を対象とした報復攻撃を行う見通し。 米政府の説得に効果があったのかは不明だが、同報道を受けて原油相場は急落してい る。イスラエルはこうした報道を肯定も否定もしていないため、本当にイラン石油施設 に対する攻撃が見送られるのかは、不透明感も残されている。しかし、現状ではその可 能性が低下したと評価されている。 国際エネルギー機関(IEA)はイラン産原油の供給障害に対応可能とする一方、仮 に供給障害が発生しなければ年明け後に大規模な供給余剰が発生するとの見通しを確認 している。石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産余力は過去最大規模、中国などが 十分な備蓄を有している一方、現状では原油フローの混乱は発生していないと報告され ている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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