ゴム午前=総じて軟調、上海ゴムが上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きは、上海夜間高やドル・円が151円台前
半の円安に振れていることを受けて、買いが先行した。だが、中盤に入ると、日中取引
の上海ゴムが上げ幅を縮小したことを受けて、売りが優勢となっている。TSR20
は、出来ず。

 午前11時14分現在のRSS3号は前営業日比4.2円安〜3.3円高。活発限月
の期中3月限は同1.3円安の389.8円、期先25年9月限は出来ず、推定総出来
高は243枚(前日夜間取引含む)。

【円安が進む】
 ジリジリと円安が進んでいる。ドル・円は、今日の東京市場では、1ドル=151円
台後半まで水準を引き上げている。この上昇で200日移動平均線を上抜いた。目先、
152円台を試すことになる。
 152円台は、7月31日の急落場面で通過した価格帯であり、目立った抵抗線は見
当たらない。このため、152円台乗せとなれば、節目の152.50円や153.0
0円を意識しながらも、時間を掛けずに通り抜ける可能性もある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢となり、前
営業日比0.3〜0.1セント安で推移している。

 上海ゴムは総じて上昇。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前
営業日比70元安の1万8355元で推移している。

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