プラチナ午前=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、円
安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが4〜127円高、プラチナミニが
95.0〜118.0円高、プラチナスポットが186円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5945枚、プラチナミニが854枚、
プラチナスポットが2180枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金堅調で押し目を買われる】
 プラチナは金堅調を受けて押し目を買われた。米耐久財受注の減少などが支援要因に
なった。また10月の米ミシガン大消費者信頼感指数の確報値は70.5と、6カ月ぶ
りの高水準となった。9月の確定値は70.1だった。米連邦準備理事会(FRB)の
利下げ見通しに変わりはないが、米経済のソフトランディング(軟着陸)が見込まれて
いる。
 プラチナ先限は5056円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は衆院選での自民党大敗を受けて1ドル=153円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、戻りを売られる。朝方の1023.54ドルから、
1027ドル台に上昇したが、金軟調を受けて戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは1023.04ドル、パラジウムが1188.58ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1011.52ドル、パラジウムが
1130.45ドル。
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