[今日の視点]貴金属=急落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は39.15ドル安
の2746.60ドル、銀が104セント安の3268セント、プラチナが17.16
ドル安の991.46ドル、パラジウムは28.93ドル安の1116.78ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.92/94円で、前営業日の
大引け時点から0.89円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万3460円前後、銀は163.0円前後、プラチナ
は4850円前後、パラジウムは5700円前後。
【NY金は月末前の利食い売りで急落】
 金はきのうの海外市場では、月末前の利食い売りが出て急落した。
 金は利食い売りが圧迫要因になった。9月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前
年比2.1%上昇し前月の2.3%から鈍化、2021年2月以来の小幅な上昇となっ
た。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなかったが、月末前で利食
い売りが出た。一方、米新規失業保険申請件数は、前週比1万2000件減の21万
6000件となった。市場予想は23万件。
 イランが11月5日の米大統領選前に、イラク領内からイスラエルを攻撃する準備を
しているとイスラエルの情報機関が示唆した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、北
朝鮮によるロシアへの派兵について、ロシアは西側諸国の反応を探っており、反応が薄
ければ、北朝鮮部隊を「増強するだろう」という認識を示した。
 銀はきのうの海外市場では、金急落につれ安となった。
【NYプラチナは金急落につれ安】
 プラチナはきのうの海外市場では、金急落につれ安となった。
 プラチナは金急落につれ安となった。米個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍
化し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなかったが、月末前で金
に利食い売りが出た。一方、10月の中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)が6
カ月ぶりに節目となる50を上回った。ただ欧州連合(EU)が中国の電気自動車(E
V)の関税引き上げを決定し、先行き懸念が残ることも上値を抑える要因である。
<今日の予定>
●フランス(万聖節)
・中国製造業購買担当者景況指数 2024年10月(財新)
・米雇用統計 2024年10月(労働省)
・米製造業景況指数 2024年10月(ISM)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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