金・銀市況=金が大幅続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         13,447   -246    13,570  -164  : 2,756.62   -29.13
銀          162.0   -3.0     165.0   0.0  : 3,280.00   -92.00
プラチナ     4,844   -113     4,835  -117  :   992.29   -16.33
パラジウム   5,600   -100     5,600  -100  : 1,111.78   -33.93
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.48   -0.33  ユーロ・ドル相場   1.0874  +0.0024
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【市況】
 金が大幅続落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現
物相場の上昇や円高一服が下支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上昇や
円高一服を受けて下げ幅を縮小した。銀もニューヨーク安と円高を受けて売り優勢とな
った。
 前営業日比は、金標準、金ミニが246〜153円安、ゴールドスポットが149円
安、銀が7.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が3万8604枚、金ミニが1万1788枚、ゴールドスポットが
1万1361枚、銀が19枚。
【金は米FRBの利下げ見通しで押し目買い】
 金先限は夜間取引で1万3433円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因
になった。日中取引では1万3582円まで戻した。円相場は1ドル=151円台後半
で円高が一服した。銀先限は165.0円を付けた
 ニューヨーク市場で月末を控えた利食い売りが出たことが圧迫要因になった。ただ米
個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しに変わりはなく、アジア市場で押し目買いが入った。来週の米連邦公開市場委
員会(FOMC)では25ベーシスポイント(bp)利下げが見込まれている。今夜は
10月の米雇用統計の発表がある。またイランが近いうちにイスラエルに報復する可能
性があることも下支え要因である。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、月末前の利食い売りが出て
急落した。アジア市場では、朝方の2746.39ドルから、押し目を買われた。午後
に入ると、2756ドル台まで上昇した。
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