プラチナ午前=プラチナが続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落と円高一服を受け、もみ合いと
なった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが35円安〜42円高、プラチナミニ
が42.0円安〜36.0円高、プラチナスポットが43円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5206枚、プラチナミニが815枚、
プラチナスポットが1530枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高再開や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高再開や金軟調が圧迫要因になった。予想以下の米雇用統計で米連邦
準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはないが、米大統領選を控えて金に手じ
まい売りが出た。また米大統領選の結果が中国の全国人民代表大会(全人代)に影響す
る見通しであり、積極的に仕掛けにくい。
 プラチナ先限は4794円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=152円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の981.00ドルから、金軟調に
つれ安となったが、下値は限られた。
 午前11時現在、プラチナは981.76ドル、パラジウムが1076.79ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが992.29ドル、パラジウムが
1111.78ドル。
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