石油輸出国機構(OPEC)プラスは、減産縮小時期を従来計画の12月から1ヵ月 延期した。これで2回目の延期になる。OPECプラスは減産体制の縮小を志向してい るが、原油市場環境からみて、現時点での減産縮小はリスクが高いと判断された模様 だ。公式には理由が発表されていないが、事実上の価格コントロールの一環になろう。 OPEC事務局長は、需要は堅調だと矛盾した発言を行っている。ただし、12月に予 定されていたのは日量18万バレルの増産であり、需給バランスに対する直接的な影響 は限定される。原油相場の上昇シナリオとしては、引き続き中東情勢の方に注目すべき だろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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