●短期見通し穀物、供給圧力が強く上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、ハーベスト・プレッシャーの織り込みが優勢の地合が続く見通し。
産地好天で収穫作業が順調に進んでおり、過去最高レベルの現物供給が見込まれてい
る。足元では良好な輸出環境が下値を支えるが、先高感の形成は難しい。米大統領選で
のトランプ氏勝利を受けて、来年以降の米国産穀物輸出環境が不安定化するリスクにも
注意が必要。不安定な値動きが続いているが、400セント割れを打診するリスクを残
す。8日に米農務省(USDA)需給報告が発表されることがイベントリスクになる。
 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。米国のハーベスト・プレッシャーの消化
が優勢の地合が続く。過去最大規模の現物供給が始まっており、季節要因から値下がり
リスクを抱えた地合が続こう。1000セントを完全に下抜くと、950セントでの下
げ止まりの有無が打診される。南米の気象環境が安定していることもネガティブ。輸出
環境はトウモロコシと同様に改善傾向だが、先高感の形成は難しいだろう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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