シカゴコーン市況=総じて続伸、好調な輸出を受け買い優勢も上げ幅は限定的

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/12    425.75      428.50      422.25      427.50      + 1.25
   2025/03    438.50      441.75      436.00      440.50      + 1.50
   2025/05    445.25      449.00      443.25      447.75      + 2.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       554,290        489,988        1,679,135 (+  5,501)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月31日までの週)
 コーン:283万2000トン(事前予想レンジ:180万〜340万トン)
 小 麦: 37万4700トン(事前予想レンジ: 20万〜 60万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(11月13日−11月17日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて続伸。
 米農務省(USDA)が新たにデイリーでの大口成約を報告したうえ、週間純輸出成
約高も200万トンを大きく超えてきたことが強気材料視された。ただ、米産地での収
穫がほぼ終了して需給相場入りしていることや翌日にUSDA月例需給報告を控えてい
ることで模様眺めの雰囲気も強まり、大豆に比べると上げ幅は限られた。

 12月限は425.75セントで取引を開始した後にしばらくもちあった後、欧州の
時間帯にはじり高となって427セント台に到達した。シカゴの時間帯序盤に428セ
ントに達したところで崩れて422.25セントの安値を付けたがその後、盛り返して
引け間際に428.50セントの高値に到達。高値に近い水準を維持して取引を終え
た。
 米農務省(USDA)が発表した10月31日までのコーン週間純輸出成約高は
283万2000トンで前週の234万1700トンを上回った。今年度の累計純輸出
成約高は2858万6300トンで前年同期の1929万0700トンをおよそ48%
上回っている。
 USDAはデイリーで仕向地不明で24/25年度積み12万トンのコーンの大口成
約を発表。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年を上回った。

 11月7日まで降雨が続くが、8〜10日は概ね降雨は発生しないだろう。11日に
は夜間に降雨が発生する見込み。気温は7日まで平年を上回るが8〜9日は平年並とな
り、10〜11日は平年を上回る見込み。
ブラジル南部ではコーン及び大豆の生育に適した環境となっている。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。

 今週は11月11日まで引き続き散発的な降雨となる見通し。気温は11月11日ま
で平年並〜平年を上回るもよう。雨が降り続くなか、ブラジルの産地中部の大豆および
コーンの生育環境は良好を維持している。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並。
 7日まで局地的な降雨が続いているが、この雨も8日には止むだろう。気温は8日ま
で平年並になるだろう。アルゼンチンでは降雨を受け、引き続きコーン及び大豆の作付
及び生育に適した環境。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並。

 7日までの局地的に降雨も8日には止む見通しとなっている。一方の気温は8日まで
平年並になるもよう。アルゼンチン南部でも降雨が続きコーン及び大豆の作付及び
生育に適した状態となっている。

 シカゴ小麦は小幅安。週間輸出成約高が伸び悩んだことが弱材料視され売り優勢で運
ばれた。期近12月限は580セントに迫る動きを見せながらも値を落として終えたこ
とで、上値抵抗の強さを感じさせる足取りとなった。12月限は10月30日以降、概
ね同値圏での往来が続いている。
 指標の期近12月限は前日比1.75セント安の571.50セントで終了。
今日の材料
・ブラジル南部産地では11月に入ってから降雨が続いており生育環境は良好。
・ブラジル産地中部では降雨が続き大豆とコーンの生育に適した状態。
・アルゼンチン産地ではこれまでの降雨を受けて好適な生育環境が続く。
・10月31日までのコーン週間純輸出成約高は283万2000トンで前週の234
 万1700トンを上回る。
・USDAは仕向地不明でデイリーで24/25年度積み12万トンのコーンの大口
 成約を発表。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。