石油午前=軟調、円高・ドル安やNY時間外取引の下げが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。海外原油は反発したものの、前日から円高・ドル安推移して
いることが国内市場を圧迫している。円相場は1ドル=153円前半で推移。ハリケー
ン「ラファエル」が進路を変えて米メキシコ湾岸へ向かわない見通しとなったことも圧
迫要因で、時間外取引でニューヨーク原油は軟調。ただ、イランによるイスラエル攻撃
を待つなかで下値は広がっていない。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は売り優勢。6万8670円まで水準を切
り下げた。
 午前11時11分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
880〜320円安。
 午前11時11分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が942枚。
【捕虜開放にはガザからの離脱を】
 イスラエルのガラント元国防相は、イスラエルの捕虜を解放するためにはガザから離
れなければならないと述べた。ガラント氏が国防相から解任された後、イスラエル国内
では反政府デモが強まっている。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.28ドル安の72.08ドルで推
移。本日これまでのレンジは72.01〜72.25ドル。
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