プラチナ午前=プラチナが反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円安が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが61〜34円安、プラチナミニが
88.0〜50.5円安、プラチナスポットが40円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4260枚、プラチナミニが439枚、
プラチナスポットが1600枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。予想通りの米消費者物価指数(CP
I)を受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まった
が、トランプトレードを受けてドル高に振れた。上海プラチナの出来高が増加し、中国
勢の安値拾いの買いが入っているが、ファンド筋の手じまい売りが圧迫要因になった。
 プラチナ先限は夜間取引で4657円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=155円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の937.28ドルから、下げ一服とな
ったが、ドル高を受けて戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは932.40ドル、パラジウムが928.82ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが951.78ドル、パラジウムが952.85
ドル。
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