前週の穀物相場は上値の重い展開になった。良好な輸出環境を背景とした上昇が一服 し、戻りを売られている。大口輸出成約報告も続いているが、需要要因で更に相場を押 し上げることは見送られている。改めて供給圧力の強さを背景に、下値模索の展開にな っている。トランプ米次期政権でバイオ燃料政策が後退するとの見方、為替がドル高に 振れていることもネガティブ。小麦相場は、冬小麦生産地の降雨に上値を圧迫されてい る。 今週も戻り売り優勢の展開が続く見通し。良好な輸出環境が続くと、改めて安値修正 が促される可能性はある。大口輸出成約報告が続くと、投機筋の物色意欲が強まる可能 性がある。一方で、強力な供給圧力が維持されること、南米の天候リスクが抑制されて いることで、穀物相場の基調は下向き。輸出要因などで反発する場面があれば、戻りを 売られる展開になろう。 予想レンジは、トウモロコシが405〜435セント、大豆が970〜1015セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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