前週は60ドル台後半で上値の重い展開になった。改めて需給緩和見通しを織り込む 動きが優勢になり、下値模索の展開になっている。11月12日に石油輸出国機構 (OPEC)が石油需要見通しを引き下げたこと、14日に国際エネルギー機関(IEA) が2025年の供給過剰見通しを示したことなどが嫌気されている。為替がドル高に振 れていることもネガティブ。ただし、最近の取引レンジ下限に迫っていることで安値修 正の動きも見られ、大きな値動きには発展しなかった。 今週も戻り売り優勢の展開になろう。中東情勢次第では地合が急変するリスクを抱え るが、このまま供給不安を高めるような動きが見られないのであれば、上値の重さが維 持される見通し。特に大きなイベントなどは予定されていないが、需給緩和傾向が強ま るのは必至であり、70ドル水準では上値を抑えられやすい。ドル高環境が維持される と、年初来安値更新を試す可能性も想定される。 予想レンジは65.00〜70.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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