●短期見通し原油、需給緩和の売り続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しを背景とした戻り売り優勢の地合に回帰している。このまま中東情勢
に大きな動きが見られないのであれば、需給緩和評価・見通しの織り込みが優先される
地合が続こう。石油輸出機構(OPEC)は改めて需要見通しを引き下げ、国際エネル
ギー機関(IEA)は来年の大幅な供給過剰見通しを示している。OPECプラスの減
産継続でも、需給要因で相場を押し上げるのは難しい。ドル高環境もネガティブ。短期
的な過熱感への警戒もあるが、年初来安値更新を意識した展開になろう。中東情勢には
要注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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