ゴム午前=売り先行、上海ゴムの大幅安や円高を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、売り先行。序盤は、上海夜間が大幅安となったことやドル・円が
一時1ドル=153円台後半の円高に振れたことを嫌気して、売りが先行した。中盤に
入ると、下げ一服となり、小幅ながら下げ幅を縮小させる限月が目立っている。TSR
20は、出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比8.5円安〜変わらず。活発限月の
4月限は同4.7円安の345.3円、期先25年10月限は同変わらずの352.6
円、推定総出来高は344枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴム1月限の終値ベースでの1万7400元割れに注意】
 上海ゴムが下値を試す展開となってきた。中心限月の1月限は、4日に1万7460
元まで下落後、8日に1万8730元まで戻した。だが、同水準で戻りを抑えられる
と、再度売り込まれ、一時1万7340元まで下落した。
 1月限は終値ベースでみると、1万7400元が支持となっている。今日の取引で同
水準をしっかり割り込んで引けると、支持線割れとなる。その場合は、まずは節目の1
万7000元を試そう。同水準を割り込むと、9月11日の安値1万6630元を目指
した展開になりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、SS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、同3.3〜
2.7セント安で推移している。

 上海ゴムは大幅下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営
業日比435元安の1万7345元で推移している。

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