シカゴコーン市況=総じて続伸、前週末の買戻しや強気な輸出・他穀物高から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/12    423.75      429.50      422.25      429.25      + 5.25
   2025/03    434.75      440.00      433.00      439.75      + 4.50
   2025/05    442.00      447.00      440.25      446.75      + 4.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       394,265        445,589        1,678,612 (+ 4,641)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高(11月14日までの週)
 コーン:82万0608トン(前週改定値:79万7247トン)
 小 麦:34万7321トン(前週改定値:20万5798トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告
 コーン:今年度の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月24日−11月28日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて続伸。前日比は0.25セント安〜5.25セント高。
 前週末の買い戻し優勢の様相を引き継いだ。米農務省(USDA)の週間輸出検証高
が前週を上回ったうえ、大豆、小麦の主要限月の2ケタ高、金・原油の堅調と他商品市
場の堅調な足取りも強気材料視された。
 12月限は423.75セントで取引を開始した後、しばらくは423.50〜
425セントの狭いレンジ内でのもちあいとなったが、シカゴの時間帯序盤に軟化し
一時は422.25セントの安値を付けた。ただ、その後は急速に値位置を切り上げて
425セントを上抜いたうえ、その後も上値を探る足取りを展開。引け間際に429.
50セントの高値を付けた後、高値圏を維持したまま終えた。

 米農務省(USDA)発表の11月14日までのコーン週間輸出検証高は82万
0608トンで前週改定値の79万7247トンを上回った。累計輸出検証高は
906万2303トンで前年同時期の687万1783トンを約32%上回っている。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 ほぼ降雨は発生せず。気温は平年を上回った。

 21日まで散発的な降雨が発生するが22日は局地的な降雨にとどまるだろう。一方
の気温は19日から22日まで平年並〜平年を上回るだろう。
 ブラジル南部では土壌水分が乾燥し始めており、コーン・大豆が順調に生育するには
土壌水分は十分とは言えない状況が続いている。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。

 今週は11月22日まで散発的な降雨が続くだろう。この間の気温は平年並〜平年を
上回る見込み。
 ブラジル中部では雨が降り続いておりコーン・大豆の発芽および生育に適した環境が
維持されている。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年以下まで低下。
 今後は18日は概ね降雨は発生せず、19〜20日は散発的な降雨となるが、21〜
22日は概ね降雨は発生しないだろう。気温は18〜19日は平年以下〜平年並、20
〜21日は平年並、22日は平年並〜平年を上回るなど、週後半にかけて気温が上昇し
ていく見通し。
 引き続きコーン・大豆の発芽・生育にとって好ましい状況が続いている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年を下回った。

 18日は概ね降雨は発生せず。19〜20日は局地的な降雨となるもよ
う。一方の気温は19日まで平年以下、20〜21日は平年並、21日は平年並〜平年
を上回る見込み。
 アルゼンチン南部のコーン・大豆生育環境は引き続き良好を維持。
 シカゴ小麦は大幅上伸。ロシアとNATO対立激化が警戒されるなか、黒海地域から
の輸出不安が高まり買い優勢で運ばれた。
 期近12月限の終値は前日比10.75セント安の547.25セント。
今日の材料
・ブラジル南部産地では週後半はほぼ降雨は発生せず。土壌水分の乾燥が警戒される。
・ブラジル中部および北部産地では今週後半まで降雨が続く。
・アルゼンチン産地では穀物の生育に適した環境が続く。
・USDA発表の11月14日までのコーン週間輸出検証高は82万0608トンで
 前週改定値の79万7247トンを上回る。
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