貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて 買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を 受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は27.03ドル高 の2612.13ドル、銀が52セント高の3116セント、プラチナが13.73ド ル高の966.20ドル、パラジウムは40.71ドル高の1006.52ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.61/63円で、前営業日の 大引け時点から0.17円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万3050円前後、銀は156.0円前後、プラチナ は4815円前後、パラジウムは4800円前後。 【NY金はウクライナ情勢に対する懸念が支援】 金はきのうの海外市場では、ウクライナ情勢に対する懸念やドル安を受けて買い優勢 となった。 金はウクライナ情勢に対する懸念やドル安が支援要因になった。バイデン米政権は、 ウクライナが米国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを許可した。北朝鮮によ るロシアのウクライナ戦線への派兵を受け、方針転換した。ロシア大統領府のペスコフ 報道官は、報道はいかなる公式声明にも基づいていないとするなか、米国は紛争に直接 関与することになると指摘し、バイデン米政権は退陣を前にウクライナ紛争をエスカレ ートさせていると批判した。ロシア外務省は、ウクライナが米国などから供与された長 距離兵器でロシア領を攻撃すれば、米国とその「衛星国」がロシアに対する敵対行為に 直接関与したことを意味するとし、ロシアは「適切かつ実質的」に対応すると表明し た。一方、欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は、イラン、 北朝鮮、中国が完全な兵器システムを生産し、ロシアに供給しているという報告をEU は懸念していると述べた。 トランプトレードが一服し、ドル安に振れたことも支援要因である。米共和党のトリ プルレッドでドル高に振れたが、次期政権の政策を見極めようとする動きが出ている。 株式市場では、20日に発表される半導体大手エヌビディアの第3四半期決算に注目が 集まっている。半導体需要や今年の市場の上昇を主にけん引してきた人工知能(AI) ブームの持続可能性を評価することになる。また重要な年末商戦を控え、消費の強さを 測る上で、今週はウォルマート、ロウズ、ターゲットなど大手小売企業の決算も注目さ れる。 銀はきのうの海外市場では、金急伸やドル安を受けて買い優勢となった。 【NYプラチナは金急伸やドル安が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、金急伸やドル安を受けて買い優勢となった。 プラチナは金急伸やドル安が支援要因になった。バイデン米政権は、ウクライナが米 国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを許可した。トランプトレードが一服 し、ドル安に振れたことも支援要因である。 <今日の予定> ・ユーロ圏国際収支 2024年9月(ECB) ・ユーロ圏消費者物価指数 2024年10月確報(EUROSTAT) ・米住宅着工・許可件数 2024年10月(商務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。