プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、円高に転じたことに上値を抑えられた。パラジウムの商
いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが55〜99円高、プラチナミニが
60.0〜78.0円高、プラチナスポットが189円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが7663枚、プラチナミニが521枚、
プラチナスポットが3076枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金急伸やドル安が支援】
 プラチナは金急伸やドル安が支援要因になった。バイデン米政権は、ウクライナが米
国製兵器を使用してロシア領内を攻撃することを許可した。トランプトレードが一服
し、ドル安に振れたことも支援要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で4834円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=154円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の968.85ドルから、ユーロの
上値の重さを受け、もみ合いとなった。
 午前11時現在、プラチナは969.29ドル、パラジウムが1006.80ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが952.47ドル、パラジウムが
965.81ドル。
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